​日本物理療法学会理事長就任のご挨拶

​一般社団法人 日本物理療法学会

理事長  庄本 康治

​学校法人冬木学園 畿央大学大学院 健康科学研究科 教授

 2018年から一般社団法人日本物理療法学会の理事長を拝命することになりました庄本康治です。本会は1993年に物理療法研究会として産声を上げ、日本物理療法学会を経て2017年に社団法人化されました。本会は学術大会を毎年開催していて、2019年開催の日本物理療法学会学術大会は第27回大会になります。

 さて、日本物理療法学会の目的は、物理療法に関する教育、研究、専門知識の増進・普及を図り、物理療法学の発展・充実を通じて医療の向上並びに物理療法学の科学的な体系の構築に寄与することです。そのために、①学術大会及びセミナーの開催、②各種研修会の開催、③学術出版物その他の刊行物の発行、④物理療法に関する学術研究活動の促進及び研究支援、⑤行政機関等に対する各種提言の検討及び実施、⑥国際的な研究交流の促進、⑦前各号に掲げる事業に附帯又は関連する事業などを実施しています。

 本会は、治療のみならず、2009年に発足した世界理学療法連盟のサブグループであるInternational society for electrophysical agents in physical therapy(ISEAPT)と同様に、超音波イメージング、電気神経生理学的テストなどの評価・診断をも取り扱っています。

 本邦で物理療法を診断、評価、治療、健康増進目的等で使用する専門職は多々ありますが、必ずしも適切かつ効果的に使用されている状況にないと考えています。従来の診断、評価、治療に物理療法を適切に付加することによって、より明確に診断、評価可能になり、治療効果を上げられる事が様々な研究から明らかになっています。しかし、治療効果やメカニズムなどについては明らかでない領域も多いのが現状です。従って、出来る限り多くの専門職の方々に本会に入会して頂き、物理療法機器を作成する企業も含めた協働が求められています。

 今後も、会員からのご意見・要望や社会からの期待に応えて、本会の使命達成に向け努力したいと考えています。皆様の御協力、御指導を何卒よろしくお願い申し上げます。